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kigi's Book Diary

本の感想ブログ

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  • 2019_11

「悪医」久坂部羊

本当に悪い医者とはどういう医者なのか、
医者と患者の認識と知識の差から来る気持ちのすれ違いを描いた小説。

患者は『治療』イコール『病気を治すこと』と思い込んでいるが
医療者は『治療』イコール『やり過ぎると大変なことになる』ってことを知ってる
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ガンで余命3ヶ月を宣告された小仲辰郎52才。
医者に「もう治療法がない」と言われて絶望と怒りで病院を飛び出し、
自分を治してくれる医者を探す。
テレビやネットで話題になった病院を転々として
次々に新しい治療法を試してみるけれど、
検査結果は悪くなるだけで、体力もなくなってしまう。

一方、治療法はないと宣告した医者の森川も悩んでいた。
医者の使命は患者の命を延ばすことと考えている森川には、
命を縮めるとわかっている治療は出来ない。

医者は病気と治療法、体力を判断して最善と思われる方法を提案する。
しかし患者の方は自分は治ると信じているから
治療をしない医者はやる気のないダメ医者と決めつける。

抗がん剤の副作用で命を縮める状態だと言われても
治療を続けてほしいと望む患者。
人間の命には限りがあるし、医者は全能の神ではない。
どこで諦めるか、どこでキリをつけるか答えのない課題ですね。

ちょっと思ったのは主人公の小仲を筆頭として
ここに登場する患者はみんな自分にノルマを課して
自分で自分を追い詰めるタイプばかりなんですよね。
ほどほどというか適当というか、心のゆとりは大事かもしれないと思いました。

「怒りが症状を悪化させる」「痛みが出る」というのは
経験上とても納得できたので。

人間は全能の神ではないから出来ることをするしかないとは思いますが、
自分のこととなると理性だけでは割り切れない感情が出るから
難しいですね。
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テーマ : 最近読んだ本    ジャンル : 本・雑誌
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