kigi's Book Diary

本の感想ブログ

「耳をすます壁」 マーガレット・ミラー

お見事です。
やっぱりミラーは面白い。



アメリカの中流夫人ウィルマとエイミーがメキシコへ旅に出かけた。
しかしウィルマは滞在していたホテルの窓から墜落死。
その時、エイミーは部屋にいたはずだが記憶を失っていた。
そしてエイミーはアメリカに戻った後に行方不明になる。

タイトルはホテルの部屋の中のウィルマとエイミーの会話を
掃除道具部屋に隠れていたメイドが聞いていたことから。
この盗み聞きがキーになってくるんですね。

でもとにかくメキシコのホテルがあやしすぎる。
メイドは客の服を盗むことを当然と考えているし、
支配人には裏の顔がある。
バーにはジゴロが出入りして客をカモにしている。

そしてウィルマが買ったという謎めいた銀の箱。
メキシコの独特の雰囲気がウィルマとエイミーが巻き込まれた事件をいろいろ想像させます。

途中までは結末もある程度予想して読んでいたのですが、
そこから枝葉がいろいろな所へ延びて、
最後はどこへおさまるのかわからなくなっていく。

平凡に思えた日々が崩れていく・・・、ミラー本領発揮の1作です。
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テーマ : 推理小説・ミステリー    ジャンル : 本・雑誌
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