kigi's Book Diary

本の感想ブログ

「パパ、ママ、あたし」  カーリン・イェルハルドセン

ショーベリ警部シリーズ2作目。

この作品で起こる事件は独立したものだけど、
刑事たちが巻き込まれた事件は1作目から続いているので、
1作目の「お菓子の家」から読み始めることをお勧めします。


タイトルは、ちょっと意味がわかりにくいけど、原題は「Mamma,pappa,barn」で、
直訳は「ママ、パパ、子供」だそうです。

タイトル通り、メインテーマは親子の関係。
その関係が崩れた時に起こる悲劇のパターン。

子供が守られながら育つ場所であるべき家庭。
でも親が親の責任を果たせない人でなしだったら、
家庭こそが子どもにとって辛苦の場所になってしまう。

酒浸りの母、
育児放棄の母、
変質的性癖の父、
そんな親から逃げ出した子供は無防備なまま社会に放り出される。
そして彼らの無知や経験のなさを利用しようとする犯罪者が、
子供たちを待ち受けている。

シリーズ第1作の「お菓子の家」は
悲惨な話ではあっても動機などは特に珍しいものではなく、
その分、トリッキーなストーリー。

こちらは特別なトリックなどはなく事件の経過が描かれて、
小説的なテーマに重心が置かれている感じですね。
そしてこちらは被害者視点で描かれています。

刑事たち自身に関わる事件も進展というか、
より複雑になってきました。
しかしショーベリ警部の精神状態は大丈夫なのか~~??(゜o゜)

でも4歳って、自分の歳を言葉で言えると思うけど・・・
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テーマ : 推理小説・ミステリー    ジャンル : 本・雑誌
  1. 海外ミステリー
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