kigi's Book Diary

本の感想ブログ

「プレーグ・コートの殺人」 カーター・ディクスン

横溝正史が、この作品に刺激されて「本陣殺人事件」を書いたという密室の古典。
HM卿の初登場作品。

かなりオカルト趣味が強い作品で、これはちょっと苦手。

プレーグ・コートの殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 6-4)プレーグ・コートの殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 6-4)
(1977/07)
カーター・ディクスン

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事件が起こったのは幽霊伝説がある荒れ果てた屋敷。
その屋敷には中世の絞刑吏が埋葬されていて、
悪霊が取り憑いているという伝説がある。

その屋敷で降霊会が行われた。
除霊のために裏庭の石室にこもったのは心霊学者を名乗るダーワース。
しかし彼は石室の中で殺されてしまう。
それも絞刑吏が使っていたという剣で。

石室は入り口の他には鉄格子のはまった小さな窓しかなく、
入り口は二重に施錠されていた。
さらに石室の周りには発見者以外の足跡も残っていなかった。

心霊現象のような事件ですが、意外に現代的なトリックで解決します。
伏線も細かく張り巡らされていますが、さりげなくて、なかなか気がつかないかも。
読み終わったあとに、もう1度確認したくなります。

でも問題はとにかく暗いこと!
床板もはがれているような古い屋敷なので、灯りは蝋燭と懐中電灯だけ。
全体の構造もわからないし、誰がどこにいるのかもわからない。

登場人物のセリフのように、朝にならないとどうしようもない状況。
これこそ映像で見たい作品ですね。難しいでしょうが・・・

 
ネタバレに付き反転


マクドネル巡査部長の登場は唐突で、しかも、その言動が充分不審なので、
思わず登場人物リストを見返してしまったくらいなのですが、
共犯者とは思わなかった。
もう少し書き込みが欲しかったかな。
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テーマ : 推理小説・ミステリー    ジャンル : 本・雑誌
  1. 古典名作ミステリー
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