kigi's Book Diary

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  • 2017_05

「ロジャー・シェリンガムとヴェインの謎」 アントニイ・バークリー

途中までの展開があまりに軽いので、すっ飛ばしそうになってしまった・・・

饒舌なロジャーと頭を使わないアントニイ(笑)、現実派のモーズビー警部の
絶妙な会話で、軽いミステリーと見せて、複雑な仕掛けのある作品でした。

ロジャー・シェリンガムと従弟のアントニイはクーリア紙の依頼を受けて、
ヴェイン夫人の転落事件を取材に出かける。
そこにはすでにモーズビー警部が乗り込んできて捜査を始めていた。



推理小説・探偵小説の誕生から、大まかに言って100年くらいの年月が経っている。
その間、現在まで様々トリックや仕掛けが生み出されてきた。

発表当時は斬新なアイデアも、その後、模倣され応用され、量産されて、
ありふれた様式・型となって定着してしまう。

この小説を出版当時に読んだとしたら、衝撃を受けたかもしれないけど、
いろいろなミステリーを読んだあとでは、もう驚かないですね。

前作の「ウィッチフォード毒殺事件」で、犯罪ドキュメンタリーを見て推理してる視聴者のようと書いてしまったけど、それを高度に発展させた作品。

続きはネタバレ

 


推理小説のような複雑な謎は、現実には起こらないと書かれている推理小説。

たしかに一部の本格ものに登場するような手の込んだトリックは、
現実の事件ではありえないでしょうね。
殺人が目的か、トリックが目的か、わからないこともありますよね。

この小説では、現実的に考えて一番怪しいと思われる人物が犯人で、
ミステリー小説的に一番怪しくない人物が犯人という、ダブル詐術が使われている。

いえ、あえて探偵役が除外している人物が犯人というトリプル詐術かな。

でも犯人はわかりますね。崖下に靴を見つけたところで。
警部もロジャーも散々探して何も見つからなかったところに靴があるとは、
あれはいかにもわざとらしかった。


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