kigi's Book Diary

本の感想ブログ

「レイトン・コートの謎」 アントニイ・バークリー

1925年発表のバークリー第1作。2002年に翻訳出版。

私がバークリーを読んだ順番は、
毒入りチョコレート事件→最上階の殺人→ジャンピング・ジェニィ
これはもしかしたら最良の順番だったかもしれません。
この「レイトン・コート」が一番だったら、見限っていたかも(笑)



実業家のスタンワースは、ひと夏の滞在先としてレイトン・コートを選んだ。
数人のゲストも招かれていたが、その一人がロジャー・シェリンガム。

しかしある朝、そのスタンワースが書斎で自殺しているのが発見される。
書斎はドアも窓も施錠されていて、完全な密室になっていた。
警察も自殺で処理しようとしていたが、ロジャーは銃弾の痕を見て自殺説に疑問を持つ。


一番最初に浮かんだ言葉は「行き当たりばったり」(笑)
ロジャーは1つの証拠を見つけると、そこから謎解きストーリーを推理、
さっそく、その推理を確認に行くけれど、だいたいがっかりして帰ってくる(笑)

これはもう読者の視点ですよ。
あ、絶対こいつが犯人だ → なんだ違うのか・・・
最後までこれの繰り返し。

世の名探偵はわずかな手掛かりから、その裏に隠された秘密を見抜き、
「あなたが隠していることはすべてわかっています」と宣言するものだけれど、
ロジャー氏は、そこで自分の予想と違う告白をされて、
「そんな重大なことを隠していたのか」って感じで、驚く。

推理して真相がわかっていたんじゃなかったのね・・・

まあ、探偵が驚くくらいだから読者も驚くわけで、
そういう意味でも、結末がわかってから、もう1度読み返すと面白いです。

ジャンル分けをすると、動機探し・・・でしょうか。
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テーマ : 推理小説・ミステリー    ジャンル : 本・雑誌
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