kigi's Book Diary

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  • 2017_11

「ジャンピング・ジェニィ」 アントニイ・バークリー

まだこんな傑作が未読だったとは。面白いです!



こういう形式のミステリーは、はじめて読むような気がする。
詳しくはネタバレになるので下で隠して書きますが、
犯人探しと倒叙物がいっしょになっているような、面白い仕掛けです。


ロジャー・シェリンガムが招かれたパーティは、
参加者が有名な犯罪者に仮装して集まるという変わった趣向。
しかも屋上には絞首台が作られ、藁人形までぶら下がっていた。
深夜になり参加者も一人二人と帰った後、屋上の藁人形が参加者の一人に入れ替わっていた。


なかなか絵的には怖いですが、もとはユーモアミステリー作家さん。
けっこうジタバタしたお話です(笑)

続きはネタバレで。

 
反転させて読んでください。



殺人シーンが描かれているけど倒叙物ではない。
かといって、刑事コロンボのように探偵役が犯人を追い詰めていくストーリーでもない。
警察と対峙して証拠隠滅を図るのがシリーズの探偵役ロジャーなのだけど、
それがなんとも大ざっぱで、見落としがいろいろありそうでハラハラする(笑)
そういう意味では事後従犯の倒叙ものとも言えますね。

しかもロジャーには殺害の真相はわかっていない。
勝手に犯人は被害者の夫と決め付けているけど、
それが間違っている事を読者は知っている。

でも読み進むうちに、もしかしたら医師が椅子を持ち去っただけは死なずに、
戻ってきた夫が最終的に死に至らしめたのかもしれないと疑いもある。

そして検視審問。

結局ロジャーの苦労は何の役にも立たなかったことがわかる(^^;)
嘘については、女性陣の知恵の方が上手だったわけですね。

そしてラストにはもう1つの真相が。
寄ってたかって災いの種を消すって、必殺シリーズみたいな話ですね(笑)

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テーマ : 推理小説・ミステリー    ジャンル : 本・雑誌
  1. アントニイ・バークリー
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