kigi's Book Diary

本の感想ブログ

「悪いことはしていない」 永井するみ

特別に悪いことはしていないのにトラブルに巻き込まれ、さらには身の危険にまでさらされてしまう。
そんな日常の延長にあるような事件。



これを読むと、つい貫井徳郎の「乱反射」と比べてしまいました。
乱反射はふつうの人が犯した小さなルール違反が大きな不幸を引き起こすという事件。
登場する人々がやったことは重大な犯罪ではないけれど、
あきらかに他人の権利を侵害していることだから、
その報いを受けることも大人なら考えて行動しなければならないこと。

それに対して、こちらは本当に誰でもやってしまう日常のささいな作為。
お世辞、社交辞令、勘違い、自慢話、どれも社会ではふつうにありえること。
でもその言葉を受け取る側の人間が未熟なら、そこから悲劇が生まれてしまう。

こう書くと、なにか深刻な小説に思われるかもしれませんが、
全体にはそんなに重い話ではありません。
主人公は若いOLで、連続ドラマのような軽いノリです。

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テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌
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