kigi's Book Diary

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  • 2017_11

「蒼い描点」松本清張

再読ですが、やっぱり面白かった。
被害者の過去を探るうちに、次々に新しい事実が判明していくという、
私の好きなタイプの推理小説。

探偵役は編集者の若いカップル。
くたびれた刑事は出てこないし、あまりリアリティのない女性心理なども含めて、
清張っぽくない作品かもしれません。

蒼い描点 (新潮文庫)蒼い描点 (新潮文庫)
(1972/05)
松本 清張

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編集者の椎原典子は担当する女流作家の原稿を取るために箱根へ向う。
そこで偶然、暴露記事専門のフリー記者・田倉に出会う。
田倉が箱根にやってきたのは、どうやら典子が担当する女流作家のスキャンダルに
関係があるらしい。
警戒する典子だったが、翌日、その田倉が崖から墜落して死んでしまう。
そして、その死は田倉の妻という女性の証言で自殺と判定された。

しかし、前日の田倉の行動から、その死に不審を感じた典子は、
同僚の崎野竜夫と共に田倉の過去の謎を追う。

まずは担当する女性作家から話を聞こうとするが、彼女は突然東京へ戻っていて
会えない。しかも彼女の夫が失踪したという。
仕方なくお手伝いの女性に詳しい話を聞こうとするが、その女性も姿を消す。
やがて当の女流作家も失踪し、さらには田倉の妻も行方不明に。
事件の関係者、容疑者が次々と行方をくらまし、ついに誰もいなくなってしまう。


そうなんです。もう1つの趣向は「誰もいなくなった」!

小説の中でも語られています。
「外国の推理小説の題名にあったわね。"そして誰もいなくなった"って」

クローズドサークルではなく、日本全国版の「誰もいなくなった」
それを成り立たせているのが、素人探偵者という設定なんですね。
警察なら全国捜索が出来ますからね。

清張独特の重厚さはあまり感じられませんが、面白い作品です。
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テーマ : 推理小説・ミステリー    ジャンル : 本・雑誌
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