kigi's Book Diary

本の感想ブログ

「ABC殺人事件」 アガサ・クリスティ

クリスティとしてはあまりに有名な作品。

私の中ではそんなに強い印象のある作品でもなかったんですが、
再読して、こんなに面白かったのかと再認識。



---------------------------------------------------------
事件はABCの頭文字の順に殺人が行われていくというもの。
発端はポアロの元に連続殺人を予告するような手紙が届くところから。
そしてその手紙に書かれたいたとおりに殺人事件が起こる。

アンドーヴァーでアッシャーという老婦人が殺され、
次にベイクスヒルでバーナードという若い女性が殺された。
二人にはAとBという頭文字意外にはなんの共通点もなかった。
---------------------------------------------------------

これはある意味、現代の方が評価される作品かもしれません。
なぜならポアロが心理分析を利用して犯人探しをするミステリーだから。

第8章の最初の4ページでポアロが語る犯人像についての解析は、
まさに心理分析から犯人像に迫るプロファイル捜査。

そして18章ではブレインストーミングが始まります。
それまでに起こった事件の関係者を集めて彼らに思いついたことを自由に話させる。

話してーー話してーー話しつくすんです。
何気ない言葉から、思いがけない発見があるかもしれません。
」ポアロ。

解説で法月綸太郎氏が、1990年代にブームになったサイコものの先駆けとなる作品
と書いているけど、本当に当時評判になったサイコミステリーはすべてこの作品のアレンジと思えてくるくらい斬新な作品です。

学生時代にこの作品を評価できなかったのは、たぶんカスト氏の存在。
スポンサーサイト

テーマ : 推理小説・ミステリー    ジャンル : 本・雑誌
  1. アガサ・クリスティ
  2. / トラックバック:0
  3. / コメント:0


 管理者にだけ表示を許可する
 

プロフィール

kigi

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カウンター

ブロとも申請フォーム

« 2017 07  »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

ブログ内検索

月別アーカイブ

07  06  05  03  02  01  11  10  09  08  07  06  05  02  01  07  06  04  03  02  02  08  07  04  03  01  12  10  09  07  05  03  02  01  12  11  10  09  02  01  12  11  10  09  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10 

フリーエリア

Yahoo!ボットチェッカー
Googleボットチェッカー
MSNボットチェッカー