kigi's Book Diary

本の感想ブログ

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「伯母殺人事件」  リチャード・ハル

1934年に発表された古典です。
三大倒叙ミステリーの1つなので、
推理小説が好きな人なら読んだことはなくてもタイトルだけは知っているだろう作品。

私も学生時代から読みたいと思いつつ未読だったわけですが、
今回たまたま書店で見かけて、やっと読むことができました。


 
ストーリーは、両親を亡くした少年エドワードが伯母に育てられ、
青年になると共に伯母の過干渉に耐えられず、
伯母を殺して自由な生活を得ようとするという話。

このエドワードが怜悧な青年なら張り詰めた倒叙物になるところなんですが、
あまりに無知というか間の抜けた青年なので、サスペンス感はありません。

なにしろ無知なあまり、殺害に必要な知識を被害者に訊いてしまうくらいですから。

ということで途中までは呆れながら読んでいたのですが、
最後のどんでんがえしは、さすがに見事でした。
最後まで読んで倒叙ミステリーの名作と言われることに納得しました。

でもこれは読む時期で感想が違う小説ですね。
今の私はどうしても伯母の方に感情移入してしまうので、
ニートの青年が独立して働けと言われて伯母を殺す計画を立てる小説にしか
読めませんでした。

自己中心で甘ったれで世間知らずで
自分の望みが叶わないのは世の中が悪いと考える青年は1934年にもいたんですね…

ただ、青年の性格をわかっていて追い詰める伯母も
底意地が悪いところがあるんですよね。
そこはどっちもどっちというか、やっぱり同じ一族なんでしょう。

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テーマ : 推理小説・ミステリー    ジャンル : 本・雑誌
  1. 古典名作ミステリー
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