kigi's Book Diary

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  • 2017_11

「ゼロ時間へ」 アガサ・クリスティ

クリスティを読むのは10年ぶりくらいかもしれない。
これは高校時代に読んで、途中を飛ばし読みした記憶があるのですが、
ミステリーサイトで評価が高かったから再読。
はい、評判通りに面白かったです。
(たしかに高校生にはつまらないかもしれないけど…)



ゼロ時間とは殺人が行われる、まさにその時間のこと。

殺人を扱った小説を読むとき、読者はふつう殺人事件が起きたところから出発します。
ですが、それは間違いです。
殺人は事件が起こるはるか以前から始まっているのです!
殺人事件は数多くのさまざまな条件が重なり合い、
すべてがある点に集中したところで起こるものです。

殺人事件自体は物語の結末なのです。つまりゼロ時間


お屋敷ものです。
資産家の老夫人が住む海辺の古い館、そこに親族やその友人たちが集まってくる。
その中に、この機会を利用して殺人を計画している人物が一人いた。

誰が何のために誰を殺そうとしているのか?
犯人は最後までわかりませんが、殺人計画が練られるところ始まることもあって、
倒叙物にも近い緊張感があります。
容疑者は6人。

全編が罠とヒントと言っていいほど無駄がなく、
うっかり読み飛ばしたエピソードが重要なファクターになっている。
さすがに見事です。

続きはネタバレです。反転させて読んでください。
 


唐突に小指の長さの話が始まったと思ったら、
それが証拠の1つだったんですね。
「バックハンドが得意」というのも伏線だったとは。

でも、マクワーターの証言は裁判で月曜日の天気の持ち出されたらアウトですよね。
そこだけは不満が残ります。




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テーマ : 推理小説・ミステリー    ジャンル : 本・雑誌
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