kigi's Book Diary

本の感想ブログ

  • 2017_08
  • <<
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • >>
  • 2017_10

「インシテミル」 米澤穂信

ミステリーマニアがいっぱい釣れそうな小説(笑)
本格ミステリーへのオマージュというよりパロディに思えました。
東野圭吾さんの「名探偵の掟」はお笑い版だったけど、こちらは深刻版。

ただ須和名祥子は富豪刑事の深田恭子みたいでしたけどね。
この須和名祥子の存在が全体の謎なんですよね。
そのために、どの視点で読んだらいいのか最後まで迷ってしまいました。


 
ストーリーは、アルバイトで集められた12人の人間が
地下の居住空間に7日間閉じ込められ、その中で起こる連続殺人事件。

人形の記述を読むと、ある有名なミステリーが浮かびますが、
その作品については小説の中でも言及されてます。
他にも有名古典ミステリーのパロディがいっぱい(^―^)

さて謎解きとして一番に考えるのは「木を隠すなら森の中」パターンなんだけど、
どうもそうではないような・・・。

続きはネタバレです。反転させて読んでください。



一番ありがちな解決は12人の中の誰かを殺すために仕組まれたものということ。
でもこれだけの資金や実行力があれば、
ここまで大掛かりにしなくても、一人くらい闇に葬ることは出来るでしょう。

では、これはすべて演出なのか?

ナイフやフォークまで与えないというのは計画された以外の事件を防ぐためとも思える。
もし演出なら、演技者と観客的参加者とに分かれるわけだけど、
そうなると最後に残った4人が単なる参加者になりますよね。
たしかに、この人たちの凶器は実際には使いにくい物ばかりではあったけど。

そこで不思議なのが須和名祥子。
あくまで自分は部外者という態度で、実際に部外者だったわけだけど、
本当に誰かが殺人を決意したら「部外者です」で逃げられるものじゃない。
それを考えるとやっぱり演出なのよね~

結城とのコンビニでの出会いも不自然だったしね。
あの出会いがなければ、結城があの不可解な求人に興味持つとは思えないし、
まして参加しようとは思わないでしょう。
コンビニの出会いから計画されていたとも考えられますよね。

でも莫大な報酬が事実なら、そこまでのことを計画する目的がわからない。
悪趣味な遊びってことでいいの?

最後まですっきりしない本でした。



   本の感想一覧はこちらから
スポンサーサイト
テーマ : 推理小説・ミステリー    ジャンル : 本・雑誌
  1. 国内作家・や行
  2. / トラックバック:0
  3. / コメント:0


 管理者にだけ表示を許可する
 

プロフィール

kigi

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カウンター

ブロとも申請フォーム

« 2017 09  »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

ブログ内検索

月別アーカイブ

08  07  06  05  03  02  01  11  10  09  08  07  06  05  02  01  07  06  04  03  02  02  08  07  04  03  01  12  10  09  07  05  03  02  01  12  11  10  09  02  01  12  11  10  09  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10 

フリーエリア

Yahoo!ボットチェッカー
Googleボットチェッカー
MSNボットチェッカー