kigi's Book Diary

本の感想ブログ

「さくら草」 永井するみ

いわゆる業界シリーズの1作。
今回は少女向け高級ブランドを巻き込んだ連続殺人事件。



ジュニア向け高級ファッションブランド「プリムローズ」
その人気ブランドの服を着た少女がラブホテルの駐車場で殺された。
警察はプリムローズの服を着た少女に執着する「プリムローズロリータ」と
言われる男性たちに焦点を絞って捜査を続けるが、
進展がないまま次の殺人事件が起こる。



いきなり事件発生の場面から入る導入部は、緊迫感もあって、
このままサスペンス的に話が進むのかと期待したのですが、それは中盤まで、
その後はブランドの内幕が延々と描かれます。

特にプリムローズのゼネラルマネージャーである日比野晶子が
前面に出てくるようになってからは、事件の謎解きというよりも
ファッションブランドに関わる人々の生態を描く小説になって、
なにかワイドショーのような展開。

娘に流行の服を着せたい母親
選別された服を着ることで自分の価値が上がったと思い込む少女たち。
その少女たちに執着する男たち。
自らの自己確立をブランドに投影するマネージャー。

ブランドに思い入れがない私には、
刑事以外の登場人物の行動がすべて謎でした(笑)

事件としては平凡です。

ということで中盤までは面白い小説です。



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テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌
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