kigi's Book Diary

本の感想ブログ

「UFO大通り」 島田荘司

「UFO大通り」「傘を折る女」の、中編2作を収録。


しかし、これはどうなんだろう?・・・
この二つの作品を1冊の本に収めるというのは。
内容は不可思議ミステリーなので、真剣に謎解きに挑戦する人はいないだろうけど、
ちょっと疑問を感じました。

「UFO大通り」は、かなり無理やりなところも目立つけど、
でも、「自分の部屋を密室にして、その中で体にシーツを巻きつけ
フルフェイスのヘルメットを被って死んでいた男」なんて謎は楽しい(笑)

おまけに、その家の外の通りでは宇宙人が戦争してたというのだから、
こんな不可思議な謎にどういう解決をつけるのか、興味がわきます。
いかにも中編的なアイデアですが、気軽に読める作品。

「傘を折る女」は、もう少し現実的な謎。

雨の夜、道端で傘を折る女を目撃したという話から、
その理由を推理し、やがてそれが事件に結びついていくというもの。

ただし、発端は現実的でも展開は飛躍的(笑)
こんな戦闘的な女性ばっかりじゃないと思うけど、
作者は、なにか女性から攻撃されてるのでしょうか?

けっこう厚い本だけど、改行が多くて、ちょっと水増し気味。
なので、厚みの割に短時間で読めました。

続きはネタバレ。
 
ここからネタバレです。



どちらの事件も死因が同じアナフィラキシーショックというのは、
あまりに都合がよすぎるようで興ざめでした。
なにも1冊にまとめなくてもいいのに。



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テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌
  1. 国内作家・さ行
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UFO大通り/島田荘司

  1. 2007/11/12(月) 13:45:46 |
  2. 黒猫の隠れ処
『UFO大通り』『傘を折る女』の、御手洗シリーズ2編を収録。06年9月刊ですが、鮎川哲也(02年9月逝去)に捧げられています。『密室殺人』を読んだ直後に手に取ったのには特に意味はありません。UFO大通り島田 荘司 講談社 2006-0

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