kigi's Book Diary

本の感想ブログ

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◆「見えない貌」夏樹静子

「見えない貌」(夏樹静子)感想アップしました。
[続きを読む]からどうぞ。

「メル友に会いに行く」というメールを最後に消えた娘・・・
これも犯罪の被害者と加害者の親の物語です。
でも地味です。ドラマチック度はあまりありません。
どうも最近は地味な小説に惹かれます。

 
読み応えのある作品でした。
夏樹さんは一時期メロドラマ色が濃い作品が多くなったので、あまり読まなくなっていたのですが、最近また重厚なミステリー作品を書かれているようで楽しみ。

「これからメル友に会いに行くところ」、そんなメールを残して娘が消えた。残された母は娘の最期の姿を求めて、ある計画を実行する。しかしそのことが第2の事件を招いてしまう・・・

これは事件の被害者と加害者、それぞれの親の物語。
ネタバレになるので詳しくは書けませんが、中盤での展開には意表を突かれました。後半は法廷ドラマになります。

どちらの親の行動も現実的ではないですが、この母親の行動は、ある意味、発想の転換ですよね。スポーツの監督とか、創造的仕事をしたら成功するかもしれません。

消えた娘は23歳で既婚。すでに親から独立して生活している女性なので、10代の少女が消えた事件とは親が関わる意味が違うのではないかと思うのですが、母親の気持ちは変わらないものなのでしょう。でも娘への依存度がちょっと高いような気もしました。それが事件のポイントかもしれません。

それにしても最近の子供は親の前で良い子を演じることが、ふつうになっているんですね。私が子供の頃は、外では良い子を演じて家では本性を現すというのが一般的だったと思うのですが(^^;)

もうひとつ、娘を失った母親が一番に考えたことは「もし犯人が20歳以下なら罪に問われないのではないか」という危惧。少年犯罪、少年法は遺族の感情も左右する問題になっていますね。

「出会い系サイト、メル友、メル友に会う」、どれも朔子にはなじみのない言葉ばかりだった。世の中のあちこちで自分には想像もつかない異質な世界が生まれつつあるのだろうか

メル友の説明は知っている人にはわずらわしいかもしれないですね。
朔子(消えた娘の母親)の反応もPTA的というか保守的過ぎるし。
今の46歳なら、むしろメル友なんて、ばんばんやってそうです。ただ、知らない人は徹底的に知らないだろうけど。

ネットの世界は、その中にいる人と、まったく知らない人とでは捉える感覚が全然違いますからね。言葉で説明するとひたすら怪しかったりするし(笑)
異質かどうかは別として「想像もつかない世界」であることは確かでしょう。

◆本の感想リスト◆
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テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌
  1. 国内作家・な行
  2. / トラックバック:1
  3. / コメント:4

  1. 2006/09/25(月) 20:43:29 |
  2. URL |
  3. short
  4. [ 編集 ]
kigiさん、こんばんは♪
これ、読みましたよ!!
Amazonのレビューはイマイチ不評だったけど
わたしは面白かった~~。
すっごく意表を突かれましたね!
2回ほど。
とくに、2回目は心の中で「えええ???」と
叫んでしまったよ。
久しぶりに「やられたー」と思うミステリーでした!
「愚行録」も読まれたんですね。
あれも、とっても好みでした♪
浅見シリーズも読ませていただきました。
棄霊島はちょっと長かったなぁ(笑)
悪魔の種子はとっても面白かった!!
生首を聞いてみろ
に入っていたんですが(さくさく読めますね)
図書本が着たので、読んでるところなのです。
おかげさまで読書の秋ですわ~♪

  1. 2006/09/25(月) 23:29:59 |
  2. URL |
  3. kigi
  4. [ 編集 ]
shortさん

私も面白かったよ~
前半は朔子が「メル友」とか「出会い系」に一々驚くのがうっとうしかったし、
突然、人が変わったように行動的になったりするのも納得できなかったけど、
あの展開には驚いた。
日本の小説ではちょっとない展開だよね。

「愚行録」も面白かったです。
こういう過去探しは私も好み。
でも語られる人間より語ってる人間の方が面白かった。
出来れば出会いも知りたかった。

>浅見シリーズ
棄霊島は内田さんの所信表明が長かったかもね。
悪魔の種子は知らないことがいろいろ出て来て勉強になりました。

ここからネタバレ
2回目の驚きって…
犯人は息子の方だったってことかな?
それは私もすぐ予想できましたよ~
あの父親はメールのキャラクターに合ってなかったし、
息子の説明も意味深だった。
「今はもっと若い子とメールしてる」って
私は朔子が自分で自分を刺したってことが驚きでした。

  1. 2006/09/26(火) 12:49:31 |
  2. URL |
  3. short
  4. [ 編集 ]
ええー。kigiさん慧眼!
っつか、わたしがバカでした!(笑)
もう、この男は↓ネタバレで

息子のケータイを取り上げておきながら
自分は何をやってるんだ~~と、
真剣に腹が立ったよ(爆)
いいトシして、若い子ぶってメール打って
恥ずかしくないのか!!とかね。
真剣に思っていました…。

母親が死んだのはビックリでしたね!!
主人公が死んでしまった~~!!
と思ったからね。

  1. 2006/09/26(火) 16:05:17 |
  2. URL |
  3. kigi
  4. [ 編集 ]
う~ん、けっこうみなさん予想してたと思うよ~(笑)

で、隠します
やっぱり決め手は息子の登場シーンの物分りのよさかな?
父親がああいう事件を起こしたにしては、静かに受け止めてる感じがしてね。
なにか自責の念のようなものを感じてしまったのよ。
逆の立場、子供が事件を起こした親ならわかるけど、
息子がああいう心境になるのはおかしいかなと思って。

「おとうさんを信じて」という息子への伝言と、
それに対する息子の反応も不審だったしね。

あ、↑の私の書き込み、一部が消えてますね。
晴菜の「今はもっと若い子とメールしてる」という言葉、
実際に父親の方と会ったあとでは言わないんじゃないかということが書きたかったのでした。

 管理者にだけ表示を許可する
 

見えない貌/夏樹静子

  1. 2006/09/25(月) 20:39:04 |
  2. しょ~との ほそボソッ…日記…
見えない貌夏樹 静子 光文社 2006-07-21by G-Tools夏樹さんの作品はなんと5年ぶりです。HPに記録しているとこう言うことが分かって便利ですね。それが一体何になるのか、と問われたら答えようがないけども(爆)。前回

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