kigi's Book Diary

本の感想ブログ

「殺意」 フランシス・アイルズ

「伯母殺人事件」「クロイドン発12時30分」と共に、
三大倒叙ミステリーと言われている作品。
「伯母」「クロイドン」は好きなんですが、これは苦手。

簡単に言えば、うるさい妻を殺そうとする浮気性の開業医の話です(笑)

倒叙ミステリーの面白さといえば、犯罪者の自己中心的な心理の破綻、
犯行の過程でのミスを探すこと、警察・探偵の追求と言い逃れる犯人の応酬、
そういうものだと思うけど、そのどれもが満たされていないような気がします。

異常心理と言ったって、登場人物が全員屈折してるから、
犯人もあまり破綻しないし・・・

退廃主義の小説家が、愛人との生活を自己弁護的に描く私小説だと思えば、
それなりに評価できるのかもしれないけど、私小説も苦手です(^^;)

ただラストは意外性ありです。そこはバークリーらしい。
このラストのため小説のようです。

殺意 (創元推理文庫 (124‐1))殺意 (創元推理文庫 (124‐1))
(1971/10)
フランシス・アイルズ

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テーマ : 推理小説・ミステリー    ジャンル : 本・雑誌
  1. 古典名作ミステリー
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「死の鉄路」 F・W・クロフツ

クロフツ未読シリーズ2作目ですが、これも微妙ですね。
なんというか…、2時間ドラマみたいでした。
轢死事件という衝撃的な始まり方から、サスペンス感溢れるラストまで、
ドラマにするなら見どころ満載といえるかもしれません。

不注意による事故と思われた轢死事件が作為的な殺人と判明。
そこから第二の事件までの二転三転する内容は面白かったのですが、
解決編がどうしても平凡な印象でした。

続きはネタバレ。

死の鉄路 (創元推理文庫 (106‐27))死の鉄路 (創元推理文庫 (106‐27))
(1983/11/25)
F・W・クロフツ

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