kigi's Book Diary

本の感想ブログ

「雲をつかむ死」 アガサ・クリスティ

最初に読んだ時は。たしか「大空の死」というタイトルだったと記憶してます。
飛行中の旅客機の中での殺人。まさに閉ざされた空間です。

パリからロンドンに向う飛行機が空港に着いた時、
最後列の座席に座っていた婦人が死んでいるのが発見された。
死因は毒殺。そして機内からは吹き矢と毒蜂の死骸が発見された。



ファーストクラスだから乗客は11人。
犠牲者とポアロを除くと、容疑者は9人+スタッフ使用人3人。
しかも最後列に座る犠牲者に近づくことが出来た人間は限られている。
本当にクローズド。

でも、犯人はなんとなく予想がつきます。
論理的推理の結果ではなく、消去法で犯人らしくない人物を消していくと
一人しか残らないから。
動機もなんとなく想像出来たのですが、こちらは見事に騙されました。

犯行方法が謎めいていること、関係者が限られているので、
推理の過程はあまり楽しめません。
読んでいる途中で、ポアロは何がしたいんだろうと首を傾げてしまうシーンも
多かったです。
キーとなる証人の登場も唐突な感じだし。
そんなわけで、ちょっと中盤で退屈する場面もあるけど、ラストは急に盛り上がって、
どんでん返し。
読み終わると面白かったです。

以下はネタバレ感想


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テーマ : 推理小説・ミステリー    ジャンル : 本・雑誌
  1. アガサ・クリスティ
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