kigi's Book Diary

本の感想ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

  1. スポンサー広告

「牧師館の殺人」 ミス・マープル最初の事件 アガサ・クリスティ

ミス・マープルの長編初登場作品。

       

短編集の「火曜クラブ」はサロンでの謎解きということなので、
殺人事件の捜査に関わるのもこれが初めてということになりますね。

今でこそ誰でも探偵役になってしまうミステリー界だけど、
元警察官でもなく、身内が警察関係者ということもなく、社会的地位もない、
ただの老婦人が警官を差し置いて犯罪を解決するのは、考えれば斬新。

それが可能だったのは、事件が小さな田舎の村で起こったこと、
殺人が行われた場所が牧師館で、ミス・マープルの家の隣だったということですね。

牧師館で殺されたのは地元の治安判事。
ある問題を話し合うために牧師館を訪れたが、牧師が留守だったために
書斎で待っている間に、何者かに撃ち殺される。

牧師館の書斎に通じる裏口はミス・マープルの家の庭に面しているので、
ミス・マープルは、まさに事件の一部を目撃していたわけです。
探偵役が目撃者であり、証人であるわけですから、推理小説としてはフェアこの上ないです。
しかもそれが詮索好きの有閑婦人ですからね(笑)

「このセント・メアリ・ミードでは誰もが他人のごく私的なことまで知っている」
「いったいこの村の住人は、いつ食事をするんだろう?
なにひとつ見逃さないように、窓際に立ったまま食事を取っているに違いない」

そういう狭い社会の中でも一目置かれる存在がミス・マープル。
村で起こったことは何でも知っていて、そこから常に真相を言い当てる。
本当のことを言うから嫌われているとも書かれていますね。

でも、その思い込みこそが引っかけでもあるんですけどね。
牧師の発言がポイント。
彼女が自分の目で見たことを話している場合は、全面的に信頼が置けるでしょう、と。

その証言を元に推理していくと、真相にたどり着くということです。

以下はちょっとだけネタバレ。
スポンサーサイト
テーマ : 推理小説・ミステリー    ジャンル : 本・雑誌
  1. アガサ・クリスティ
  2. / トラックバック:1
  3. / コメント:0

「六つの手掛り」 乾 くるみ

数にまつわる謎解き連作短編集です。これは面白かった。
最後まで読むと拍手したくなります。お見事(^-^)//""



6編の謎解きをするのは林茶父という(はやし さぶ)という叔父さん。
表紙のイラストでわかるように、小太りのチャップリンという容姿。
手品とパントマイムが特技ということで、推理はパズル的な謎解きです。

メインの謎解きも面白いですが、登場人物の名前やキャラなど、遊びの部分も面白いですよ。

続きは1編ごとの感想です。ネタバレはなし。

テーマ : 推理小説・ミステリー    ジャンル : 本・雑誌
  1. 国内作家・あ行
  2. / トラックバック:0
  3. / コメント:0


NEW ENTRY  | BLOG TOP |  OLD ENTRY


プロフィール

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カウンター

ブロとも申請フォーム

« 2009 06  »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

ブログ内検索

月別アーカイブ

02  01  11  10  09  08  07  06  05  02  01  07  06  04  03  02  02  08  07  04  03  01  12  10  09  07  05  03  02  01  12  11  10  09  02  01  12  11  10  09  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10 

フリーエリア

Yahoo!ボットチェッカー
Googleボットチェッカー
MSNボットチェッカー


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。